瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科の院長の芦刈了平です。
この前の検診に来られた患者様との会話です。
Kr『ここに来るまで、自分の口の中に虫歯があるって全く知らなかったです。』
Dr『まあ大人になってからの虫歯はあまり痛くならないですからね』
Kr『そうなんですか?!』
Dr『ええ、大人の虫歯は慢性的(徐々にゆっくりと)に虫歯が進行するためにあまり痛くならないのです』
Kr『そうなんですか?!』
Dr『結構、患者さんには痛くなるのが虫歯だと思われている方が多いのですが、実はそうではないのです』
Kr『痛くなるのが虫歯だと思ってました~これからはしっかり診てもらわないと駄目ですね』
Dr『定期的にこれからは検診しましょうね~』
という会話をしていました。
歯科医院に行くのは歯が痛くなった時だけ!という人も多いのではないでしょうか。
実は大人の虫歯は痛みがないままに進行してしまうのです。
子供の頃の虫歯は歯の噛む面(溝)が黒くなり、虫歯ができていましたよね。この原因としては深い溝に溜まる汚れが取りきれずおやつのカスや色々な物が残ることにより虫歯になっていました。
しかし大人の虫歯は子供の虫歯とは違い、できやすいのは歯と歯茎の境目で、これは歯周病や加齢によって歯茎の位置が下がって来る為です。
歯と歯茎の境目の部分は軟らかい組織の為、虫歯にもなりやすいのです。
また歯の食いしばりや歯ぎしりをする人は歯に応力がかかり、歯と歯茎の境目が壊れて(チップして)根元が露出し、その部分が虫歯になりやすくなるのです。
また虫歯の出来方にも違いがあります。
子供は虫歯は狭くて深い
大人の虫歯は広くて浅い
大人の虫歯は慢性う蝕といい、広くて浅い為に削ってもさほど深くはなく、広い範囲に広がって歯を弱めていきます。
虫歯が浅い為に神経まで到達せずに痛みを感じる事は少ない傾向にあります。その為、大人の虫歯は気づきにくい傾向にあります。
また大人の虫歯の中には歯の神経を昔取っていて、全く痛みを感じないまま進行する事もあります。また残念ながら神経を取ってしまった歯は、歯の構造が脆くなり、噛み込んだときに歯が折れたり、割れたりする事があります。
ご自身の歯はどうでしょうか?
一度気になる方は、瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科にお気軽にお越し下さい。