瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科の院長です。
今日は糖尿病と歯科の関連についてです
ではまず糖尿病って何でしょう??
よくちまたで聞きますよね
今や40歳以上の4人に1人が糖尿病と言われています。
まず糖尿病の原因についてですが、
①毎日食べている食事には糖分がたくさん含まれています
当然甘いおやつやお菓子にもたくさんの量の糖分がありますよね
②この糖分は小腸から吸収されて血管の中に入ります
この糖分が血管内に入ると血糖値が上がるわけですよね
③そこでインスリンが糖分をエネルギーに変換するわけです
当然糖分が減るので血糖値が下がりますよね
ここで大事なのはインスリンになります。
インスリンは血液の中の糖分をエネルギーに変換し、血糖値を下げる唯一のホルモンになるわけです。
つまりインスリンがないと血糖値を下げる事が出来ません。
糖尿病の原因はインスリンが足らない、インスリンが効かないのどちらかになるわけです。
では糖尿病というのは
①このインスリンが足らない、効かないと血液が糖分で一杯になってきます
②血管内に糖分が急激に増えると、血管内の内側から大量の活性酸素が発生してきます
③糖分が血管内に充満し、活性酸素が血管を破壊していきます
④そうなると酸素と栄養素が体の隅々まで行き渡らなくなり自覚症状が出始めます
例えば手足のしびれや痛み、頻尿、多尿、多汗、喉が渇く
⑤この状態が続き、血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症が発生してきます
糖尿病の基準値を測る項目として
①空腹時血糖(糖尿病可能性が高いのは126mg/dl~)
②随時血糖値(糖尿病可能性が高いのは200mg/dl~)
③HbA1c(糖尿病可能性が高いのは6.5%~)
となります。
ここで一つ覚えやすい目安を書いておくと
HbA1c +30=体温で考えてみて下さい
空腹時血糖値が126mg/dl以上、またはHbA1c6.5%以上が糖尿病の可能性が高かったですよね。
例えばHbA1c7.5だとすると、30を足せば37.5で微熱、HbA1c12.0であれば42となり危機的な状況と言えますよね。
この様にして糖尿病の重症度が分かり、その方の全身状態が見えてくるわけです。
今日は糖尿病の大まかな説明をしましたが、次回はこの糖尿病が歯科とどう関係してくるのかを書きたいと思います
もし持病で糖尿病があり歯でお困りの方は、瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科までお越し下さい。