瑞穂区桜山駅４番出口より徒歩１分の桜山あしかり歯科の院長です。

今日は妊娠をすると歯科検診と治療が何故必要なのかについてお話しをしようと思います。

妊娠するとホルモンバランスが大きく変わる事により、体にも様々な変化が生じます。

お口の中も妊娠前とは状況が異なりトラブルが起こりやすくなります。

皆さんはあまりご存じないかと思います。

さらに言うと赤ちゃんが生まれると生活パターンもガラリと変わり、赤ちゃんにつきっきりになり歯医者さんに通う時間が作るのも難しくなってきます

その為妊娠している時にこそ、歯の健康を意識して治療などを受けておくべきであると言えます。

例え虫歯などの心配ががなかったとしても、念のため妊娠中に一度は歯科検診を受けるようにしましょう

妊娠中に歯科検診、治療が必要な理由として妊娠中は歯のトレブルが起こりやすいのです

⑴つわりで歯をしっかりと磨けない

⑵つわりによる胃酸逆流のほか、酸っぱい物を好んで食べるので口内が酸性に
　なりやすく、口の中が酸性に傾くと虫歯ができやすくなる

⑶一度に食べれる量が少ないので食事をする回数が増える
　結果、歯の再石灰化（虫歯菌により溶け出した歯を元の状態に戻す働き）が
　起こる時間が短くなる

⑷ホルモンバランスの変動によって唾液が粘ついたりする様になり、歯周病菌
　が繁殖しやすくなる

⑸産婦人科の通院などで忙しくなり、歯医者さんに行く機会が減ってしまう

他にも虫歯や歯周病菌で早産のリスクが高まります

妊娠中に虫歯菌や歯周病菌が口の中から体内に入り込むと早産や新生児の体重が2500ｇに満たない低体重児出産を引き起こす可能性があると言われています。

飲酒や喫煙でも同様のリスクがあるとされています。

赤ちゃんに虫歯をうつしてしまいます

赤ちゃんの口の中にはもともと虫歯菌は存在しません。

生後1歳7ヶ月～2歳７ヶ月頃の間に大人の唾液を介して感染してしまうのです。

つまり子供を虫歯から守る為には虫歯菌をうつさない事が重要になります。

食器やスプーンなどの共有や食べ物をフーフーして冷ます事で赤ちゃんのお口の中に虫歯菌が入り込んでしまいます。ついついやってしまいがちですが、その様な行為は極力控えましょう。

また赤ちゃんが生まれてくる前に一緒に生活する大人たち（母親だけでなく、父親も特に）の虫歯も治療しておく事が大切です。

出産したら歯医者さんに行きにくくなる。

赤ちゃんが生まれてお世話が始まると一気に忙しくなり、赤ちゃん中心の生活となるので自分のことなどかまっていられなくなります。
当然ですよね

赤ちゃんを預けられる人がいないと、歯医者さんに通うことすら難しくなるのが現実です。

ぜひ妊娠中に時間の空いている時に歯医者さんに行って検診を受けてみては如何でしょうか

当院では名古屋市の妊産婦検診を行っておりますので、

お困りの方は瑞穂区桜山駅４番出口より徒歩１分の桜山あしかり歯科までご相談下さい。