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上下の歯が当たっているかどうかがすぐ分かる?!

桜山あしかり 歯科の芦刈 了平です。

前回の続きでTooth Contact Habit(TCH)についてです。

TCHは歯列接触癖であり、仕事のストレスや、様々な原因で上の歯と下の歯を無意識に押し当てている、さらにはグイグイと歯同士を押し付けたり、噛み締めている癖の事でしたよね

そのTCH(歯列接触癖)が顎関節症、歯ぎしり、食いしばりの原因になるって話でしたね。

では実際あなたがTCHをしている可能性があるか簡単に検査をしてみましょう
簡単に出来ますので、興味がある方は是非やってみましょう

検査その1

ステップ1

 座っていても立っていても構いません。

 姿勢を正しくして正面を向きます。

ステップ2

 上と下の唇を力を入れずに自然に軽く接触させます。

 目を閉じてリラックスして行ってみてください。

ステップ3

 その状態で上下の歯が接触していませんか?

ステップ4

 上の歯と下の歯が接触していない方はTCHの可能性が低いと言えます

ステップ5

 では上の歯と下の歯が接触している方、唇は閉じたままで、上の歯と下の歯を

 接触させない様に少しだけ軽く離してみてください。

ステップ6

 この時、落ち着かないと感じる方、違和感を感じる方はTCHの可能性がありま

 す。

検査その2

チェック法

①舌の側面に歯形がついて凹凸がある方

②頬の内側に歯の噛み合わせの面と同じ高さの粘膜に白い線の様なものがある方

このチェックに当てはまる方はTCH、つまり日中何らかの影響で絶えず上下の歯を軽く当てている、もしくは噛み締めている癖をしている可能性が大きくあります

以前の記事でもお話しした様に、長い目でみると歯を当てている、噛み締めている癖は筋肉の緊張も起こり、顎の関節にも悪影響を及ぼす事がありますので、一度その様な癖に心当たりがある方は常日頃から意識してみるのはどうでしょうか