瑞穂区桜山駅4番出口徒歩1分の桜山あしかり歯科の院長です。
今日は寝る前に牛乳を飲むと虫歯になるのか?この疑問について書こうと思います。
先日、患者さんとの会話で、
Kr「なんでこんなにしっかり歯を磨いているのに虫歯ができるんで
しょうか?」
Dr「夜寝る前に何か飲んだり食べたりしていますか?」
Kr「夜寝る前は牛乳とたまにチョコレートを…笑」
Dr「まあ食べるのはいいですけども
その後に歯磨きされて寝ていますよね?」
Kr「するときもあるんですけど、ほぼ歯磨きしないですね」
Dr「おそらくその生活習慣が原因ですね」
Dr「夜寝ている時は唾液の分泌量が減る事により、
口の中で再石灰化が起こりにくくなります」
Dr「ですので、夜に糖分を摂取して寝る事により、
再石灰化が行われずに結果虫歯が増えていってしまいます」
Dr「ですので、なるべく夜寝る前はなるべく
お水かお茶を飲んでもらうか、もしくは牛乳を
飲んだのであればその後にしっかり歯磨きをして
寝てもらった方が良いですよ」
このような会話があったのですが、寝る前のチョコレートはさておき、そもそも牛乳など飲み物も虫歯になるのでしょうか?
牛乳の中に入っているカルシウムは歯を丈夫に保つためには欠かせない成分です。しかし、牛乳には成分としては乳糖という糖分が含まれています。この乳糖が夜寝る時に、口腔内に残ったままですと、虫歯の原因になってしまします。ですので仮に寝る前に牛乳を飲んだ場合は、その後にしっかり歯磨きをして出来るだけ口の中に糖分を残さない状態にして就寝すると良いと思います。
牛乳はとても体にいい飲み物であるのですが、飲むタイミングであったり、飲んだ後に歯磨きをしっかりして寝るなどをすれば、虫歯の原因など全く問題ないものだと思われます。
もし虫歯が中々なくならない、もしくはすぐに虫歯が出来てしまうなどの悩みがある場合は、瑞穂区桜山駅の桜山あしかり歯科にご相談下さい。