瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科の院長です。
今日は乳歯について少し書こうと思います。
まず乳歯の特徴としては永久歯に比べて厚みが薄く、歯の硬さも柔らかいです。ですので乳歯はとても虫歯になりやすく、虫歯が進む進行がとても早いので、早期に治療をする事をオススメします。
例えば学校検診で虫歯の紙をもらってきたりした子はなるべく早く歯医者さんに行って診てもらうといいですよ!
では乳歯の特徴に移ります。
乳歯はA~Eまであります。
乳歯の生える順番としては
・6~7ヶ月前後 下の1番前の歯(A)が生えてきます。
・8ヶ月~11ヶ月 前歯4本(AB)が順番に生えてきます。
・1歳~1歳半 奥から2番目(D)の歯が生えてきます。
・1歳半~2歳 前から3番目(八重歯にあたる)の歯(C)が生えてきます。
・2歳~2歳半 1番おくの歯(E)が生えてきます。
あくまで目安にはなりますが乳歯の生えてくる年齢は、様々になりますが、4~5ヶ月くらいから生えてくる子もいますのでそこはお子さんによって異なります。
遅くても1歳には歯が生えてくると言われていますので、もし1歳過ぎても歯が生えてこないようなら1度歯医者さんで相談してもらうと良いと思います。
生える歯の順番も平均的に上に挙げたこの順番が多いですが、八重歯にあたるCが先に生えてきたりすることももちろんあります。
では虫歯になりやすい場所はどこになるのでしょうか??
まず2歳半-3歳くらいで全ての乳歯が生えそろいます。乳歯は上下合わせて20本(上10本、下10本)あります。
年齢によって虫歯になりやすい歯や場所が違ってきますので、年齢の目安でどこを重点的に磨いてあげたらいいか参考にしてみると良いと思います。
1歳~3歳:上の乳歯の前歯
3歳ごろ:奥歯の噛む面(咬合面)
4歳~5歳:歯と歯の間(特に奥歯)
お子さんが小さいうちは特に歯ブラシをしっかりできる子は少ないので、目安としては小学校低学年までは必ず親御さんが仕上げ磨きをしてあげるようにしてくださいね。
中々お子さんが仕上げ磨きをさせてくれない子もいると思いますが、例えば自分の歯ブラシをしている姿を子供に見てもらうとか、歯ブラシを可愛いキャラクターの絵のついた物にする、歯磨きのジェルを味のついた物に変える、後は先日とあるお母さんから伺ったのですが歯ブラシを4本程用意をして自分で選ばせていると言われていました。
その話を聞いていて、なるほどな~と納得してしましました。
自分も子供に一度試してみたいと思います。
皆さんも中々大変だとは思いますが、試行錯誤してみてはいかがでしょうか。