瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科の院長です。
今日はすきっ歯の治療についてです。
以前の患者さんとの会話でこの様に治療しました。
Kr「以前に矯正を費用をかけて治したのに、また前歯が開いてきてしまったんですよ」
Dr「確かに前歯が開いてしまってますね」
Kr「それで以前治療した矯正歯科に行ってきたら、再度また費用がかかると言われて、、」
Kr「流石にもう1回矯正をするのも、抵抗があって。。」
Dr「確かに治療費もかかりますからね」
Kr「費用もかかるし、時間もかかってしまうので少し悩んでいるんです」
Dr「ではダイレクトボンディングはどうですか?」
Kr「何ですか、それは?」
Dr「前歯の開いているスペースに歯を削らずに詰め物をして、
歯のスペースを埋める方法になるのですが当然保険診療では出来ませんので
治療費は1本◯◯円になりますけど」
Kr「是非お願いします」
この様な流れでした。
ダイレクトボンディングとは白い樹脂を歯に接着させる方法で、適応は限られるのですが、今回の様な歯が離開してしまった場合、再度矯正治療をするよりも、時間と治療費用を短縮できるので非常に有効的な治療になります。
処置前の画像がこちらです。
処置後の写真がこちらです。
少し詰め物の色が浮いている様な感じがしますが
処置後1週間経過の写真がこちらです。
この様に歯を削らずに詰め物をしました。
このダイレクトボンディング、直接法のコンポジットレジン修復は接着に基づき健全歯質への追加、削除が可能であります。
もちろん噛み合わせによる不可や歯牙への応力により壊れる可能性もありますが、健全歯質が処置前と同様に温存されていれば、再度修復は可能になります。
この辺りが、この治療法の最大の魅力ではないでしょうか。
もし気になる方は、かかりつけの先生に聞いてみると良いと思いますよ。