瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科です。
今回は口内炎の原因や治療方法についてお話していきたいと思います。
まず口内炎の原因とは?
原因として基本的に二つに分けられます。
まず一つ目は、口の中を噛んで傷ができると、腫れて同じ場所を繰り返し噛んでしまい口内炎となります。
二つ目は、体調不良によって口内炎が起こる事があります。
暴飲暴食などで胃がもたれてしまったり、風邪で免疫力が落ちたり、ストレスにより口内炎になりやすいと言われています。
また風邪で鼻ががつまり、口呼吸をしてお口の中が乾燥してしまうと口内炎は発生しやすくなります。
では口のどの辺りにできやすいのでしょうか?
噛んだ後にできる口内炎としては、頬粘膜や下唇の内側や舌が多いです。
また体調不良の時は、舌先や舌下などの喋りにくいところにできやすいです。
では治療方法としては何があるのでしょうか?
1.ビタミン剤投与
口内炎はビタミンB群が欠如していると発生しやすいので、
即効性はありませんが、ビタミン剤を飲む事で口内炎の予防となります。
主にビタミンB1、B2、B6、B 12や葉酸などを補充して口内炎を治しましょう。
2.ステロイド軟膏塗布
一般的には軟膏の処方です。
ステロイドを含む軟膏を患部に塗布して、患部を保護しつつ口内炎を治していきます。
軟膏を塗布する事により患部を保護するので、一時的に痛みも和らぎ、口内炎の治癒も早まります。
3.硝酸銀による焼却
口内炎の部分を硝酸銀で焼くことにより回復を早めます。
焼く時はすごく痛みが出ますが、終わると口内炎の部分の痛みはほとんどなくなります。
4.レーザー治療
医療用レーザーを使って口内炎患部を焼却します。
硝酸銀と違い、人体に悪影響も少なく患部だけにレーザーを照射する事ができるので、
安全性が高いといわれています。
では口内炎をできにくくする方法はあるのでしょうか?
口内炎は、お口の中を噛んで傷ができる事により、その部分に細菌感染が起こり、結果的に口内炎ができるわけです。
御自身で気をつけてもらう点としては、睡眠をしっかりととり、ストレスを溜め込みすぎないようにし、
体調管理をキッチリおこない自分の体の免疫力を落とさない事です。
また口腔内をいつも清潔に保つ事です。
お口の中が汚れていると細菌が多い為、口内炎へとなりやすくなります。
どうしても体の免疫力が低下してしまいがちの時はサプリメントなどを服用することをお勧めします。
口内炎は通常1~2週間前後で治りますが、痛みが辛かったり、
長引いたりと何か不安な点がありましたらかかりつけの歯医者さんや耳鼻科へ受診してみてはどうでしょうか。