瑞穂区桜山、4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科です。
今日はホワイトニングについてです。
この前の患者さんとの会話です。
Kr『先生、歯が黄色いのですけどこれってなんとかなるものですか?』
Dr『そうですね、簡単な茶シブや着色とかは歯のクリーニングで取れる事は
ありますけど、歯の内面の黄ばんだ色などはクリーニンングでは
無理なので歯のホワイトニングをお勧めしますよ。』
Kr『ホワイトニングですか。聞いたことはありますけど、それをすると
結構白くなったりするのですか?』
Dr『ホワイトニングの方法や個人差もありますけど、今の状態から
2段階程色が白くなると思いますよ。』
Kr『本当ですか?少しやってみようかな~』
Dr『まあまた考えておいて下さい。』
このような会話でした。
最近では、おしゃれ感覚でホワイトニングをする方や、男性の方からの問い合わせも増えています。
でも、「歯を白くしたい」 そのすべてをホワイトニングで対応できるわけではないのです。
ホワイトニングは薬剤を用いて、歯を削ることなく白くする方法です。健全な歯の内部に沈着した色素に対して効果があります。
黄ばみと思っていても、実際は歯の汚れや虫歯であったり、被せ物自体の変色の場合もあります。それらはホワイトニングの対象ではありません。歯の表面に付着した茶渋やヤニなどは、クリーニングで大部分取り除くことができます。
その状態で黄色っぽく感じたり、もっと白くしたいという場合にホワイトニングを行います。
また、白い被せ物や詰め物が変色してきた場合、残念ながらホワイトニングでは白く戻すことができません。このような場合には新しく作り直すことになります。
同様に、元々詰め物などで治療されている場合、ホワイトニングによって歯は白くなりますが、白くなったご自分の歯の色に合わせて、作り替えや詰め直しを行う必要があります。
簡単にまとめてみましょう。
このようになります。
次回はホワイトニングのメカニズムについて説明しようと思います。