瑞穂区桜山駅4番出口より徒歩1分の桜山あしかり歯科です。
今日は舌が痛い、もしくはピリピリするのは何故、何が原因なの?について書こうと思います。
先日の患者さんとの会話になります。
Kr「先生、なんかベロの横とか前が凄いピリピリするんですけど」
Dr「それはいつ頃からその様な症状が出てるんでしょうか?」
Kr「だいぶ前からですけど、全然治らなくて…」
Dr「それはしんどい思いをされましたね」
Dr「痛かったりする時は、すぐに受診された方が良いですよ」
Dr「症状と口の中を見る限り、舌痛症の可能性がありますね」
Kr「舌痛症?それは病気なんでしょうか?」
Dr「原因は色々考えられますが、殆どは不明とされていて、治療に関しても原因が
分からないので、原因療法ができません。ですので痛みを軽減させる対症療法
が一般的とされます」
Dr「また多くの患者さん達が、長期的に痛みを訴える事が多いので、経過を
長期間追って行く必要がありますね」
Kr「そうなんですね。。」
この様な会話でした。
例えば、むし歯で歯に穴が開いたり、上下の歯が磨り減ってとがったり、差し歯が破れてしまったり、義歯が合わなくなって舌が磨れたりする場合などの刺激で舌がぴりぴりすることがよくあります。この様に原因がわかっている場合はその原因を取り除けば舌がピリピリすることはなくなります。
次に考えられる原因としては、例えば神経質な方の場合歯科心身症ということも考えられます。ストレスなどで無意識のうちに舌を噛んだり、こすったりすることにより引き起こされます。この場合は治療とするものはなく、あまり気にしないほうがよいかと思います。
ほかに考えられるものとして口腔乾燥症や肉眼的に異常をみとめない舌痛症なども考えられます。 いずれにしても症状が長く続くようでしたら受診されることをおすすめします。
では次回は舌の痛みを引き起こす原因を色々書いてみようと思います。